東京都は求人数・給与が他地域と比べて高い傾向
NOWIST株式会社は、11月21日、求人サイト「介護求人セレクト」を通じ、2020年11月度の東京都における介護職の給与傾向について調査した結果を発表した。
東京都は人手不足が深刻
東京都は人口が多く、介護福祉の現場で人手不足が続いている状態。そのため、介護事業者は給与を高くし採用に注力している可能性がある。
今回、東京都の給与データを年収別に分類したところ、約10%の求人が年収500万円以上で募集しており、介護求人の平均給与額は24万2,351円であることがわかった。
また、「居宅介護支援」「老健」「特養」などの求人が平均して高収入である傾向にあり、「居宅介護支援施設」では就業するケアマネージャーの給与が高いため平均給与が高く、「老健」「特養」では夜勤があるため比較的高い傾向となっている。
「介護求人セレクト」の年収を資格別にみてみると、東京都では「介護福祉士」が最も高い給与で募集されていることが判明。さらに、「有料老人ホーム」の求人が1,414件と多く、平均給与が34万1,000円と高いことがわかった。
一方、無資格で採用募集をしている東京都の求人は全体の約21%にのぼっており、たとえ無資格でも経験があれば積極的に採用をしている事業所が多く、未経験だとしても慢性的な人手不足により募集求人が比較的多い傾向にあると考えられる。
(画像はプレスリリースより)

NOWIST株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000068015.html介護求人セレクト ホームページ
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