年収500万円以上はわずか1%
NOWISTは11月21日、同社が運営する求人サイト『介護求人セレクト』が実施した2020年11月時点の「介護職の給与状況及び求人状況に関する調査」の結果を発表した。
『介護求人セレクト』に掲載された常勤の求人情報を基に、調査・分析したデータである。
調査結果によると、介護業界の年収の分布は「200万円未満」が2.4%、「200万~300万円」が51.8%、「301万~400万円」が38.9%、「401万~500万円」が5.8%、「501万円以上」が1.1%となっている。
約半数が年収「200万~300万円」。年収501万円以上は全体のわずか1.1%にとどまっており、そのほとんどが管理職である。
給与が高いのは夜勤のある老健や特養
施設別の平均給与額は、次の通りとなった。
「介護老人保健施設」が24万6640円、「特別養護老人ホーム」が24万6106円、「居宅介護支援施設」が23万5737円、「訪問介護」が22万6047円。
「デイケア」が22万4769円、「デイサービス」が21万9214円、「有料老人ホーム」が21万3055円、「ショートステイ」が21万588円、「小規模多機能型居宅介護」が20万6697円、グループホームが20万6381円。
1位の「特別養護老人ホーム」と2位の「特別養護老人ホーム」は、夜勤があるため給与が高い傾向にある。
3位の「居宅介護支援施設」では給与額が高いケアマネージャーの就業が、平均給与を引き上げている。
(画像はプレスリリースより)

NOWIST株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/000000008.000068015.html介護求人セレクトのホームページ
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