『明日からできる訪問看護管理 改訂2版』
訪問看護ステーションの管理業務や、管理者として身に付けておくべき考え方、経営、組織運営の基本などが解説されている新刊『明日からできる訪問看護管理 改訂2版』がメディカ出版から発売された。
編著者は一般社団法人全国訪問看護事業協会事務局長の清崎由美子氏で、B5判、224ページ、価格は3,520円(税込)である。
訪問看護管理者の仕事をより良く
社会の訪問看護への期待は高く、訪問看護ステーションは増加し続けている。ただ、看護師は事業経営について学ぶ機会が少なく、訪問看護の分野は介護保険と医療保険にまたがった業務を行うため、報酬の仕組みなどが複雑で理解が難しく、少人数であるため、分業にも限界がある。
全国訪問看護事業協会は、新任管理者研修会を開催しており、副読本として書籍を発刊。今回、その改訂2版が発売された。改訂版では、最新情報や報酬改定が盛り込まれ、ICTの基礎知識や危機対応の内容を追加。新型コロナウイルス感染症対策についても触れられている。
この1冊で訪問看護の基礎知識から、管理者の役割、求められる能力と心得、ステーションの管理業務、経営に役立つ統計データの扱い方と情報の取り方、ICT活用のための基礎知識と活用法、ガイドラインを使った訪問看護ステーションの質の管理などが理解できるようになっている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

明日からできる訪問看護管理 改訂2版-書籍 メディカ出版
https://www.medica.co.jp/catalog/book/8141?e_flg=0