高齢者のデジタル化を支援、新しい形でフレイル予防
株式会社Rehab for JAPANは、2020年12月3日、神戸市との間で『人生100年・withコロナ時代における高齢者に対するデジタル化支援に関する事業連携協定』を締結したと発表した。
同社は、デイサービス向けクラウド機能訓練ソフト『リハプラン』を展開している企業。神戸市と連携した協定では、オンライン会話ツールを活用する形で高齢者のデジタル化を支援し、新しい形でのフレイル予防が図られる。
少ないステップで使える『リハブコール』
株式会社Rehab for JAPANは、簡単・安心・効果的に機能訓練業務を行えるソフトとして『リハプラン』を提供している。同ソフトは、リハビリ業務に必要な全ての機能を備えると共に、高齢者それぞれに最適な計画・訓練を自動で提案。施設の差別化・売上向上や職員の負担軽減を、支援している。
同社はまた、介護事業者や高齢者がなるべく少ないステップでオンライン会話ができるツールとして、『リハブコール』も開発。同ツールでは、タブレットやキーボード入力に不慣れな人でも簡単・安全に会話ができ、また事業者・高齢者向けの充実した説明マニュアルも用意されている。
介護業界の新サービス創出も図る
今般のコロナ禍により、高齢者は身体活動と社会参加の機会が減少し、フレイル(虚弱)のリスクが高まっている。株式会社Rehab for JAPANと神戸市による協定では、高齢者を対象とするオンライン会話・運動体験の実証事業を実施し、フレイル予防と介護業界の新サービス創出が図られる。
なお同協定の期間は、2020年12月3日から2022年3月31日までと設定されている。
(画像はプレスリリースより)

神戸市と連携し、オンライン会話ツールを活用した高齢者へのデジタル化支援を開始 - 株式会社Rehab for JAPAN
https://rehabforjapan.com/news/202012041326/