必要項目をチェックするだけでプログラムを立案
株式会社Rehab for JAPANは、2020年12月7日、介護リハビリプログラムの自動立案に関する技術特許を取得したと発表した。
同社は、デイサービス向けクラウド機能訓練ソフト『リハプラン』を展開している企業。特許取得を発表した技術は、必要項目をチェックするだけで介護リハビリプログラムが自動で立案できるというものになっている。
30分を要した計画書作成業務を3分で完了
株式会社Rehab for JAPANは、デイサービスの機能訓練業務を誰でも簡単・安心・効果的に行えるソフトとして『リハプラン』の提供を開始した。
同ソフトでは、高齢者それぞれの希望や生活課題に最適なリハビリ目標・プログラムを、自動で立案。これまでは30分程度の時間を要した計画書作成業務を、3分程度で完了可能にしている。
今回同社が特許を取得したのは、この自動立案を可能にする技術。「疾患情報」「興味関心チェック」「身体機能評価」「認知機能評価」などの評価データを活用することで、高齢者が置かれた状況の自動アセスメントや目標・プログラムの立案を実現している。
介護従事者の夢・感動創出に貢献する
『リハプラン』は、より本質的に高齢者と向き合う時間を増やすことができるソフトである。同社は、「質の高いリハビリ」が求められる今後の時代においても、同ソフトが介護従事者の夢・感動創出に貢献することを期待している。
なお今回の特許取得は、2020年11月1日付で行われた。同社は今後も、介護リハビリテックスタートアップとして様々なソリューションを提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)

介護リハビリプログラムの自動立案に関する技術特許を取得 - 株式会社Rehab for JAPAN
https://rehabforjapan.com/news/202012071036/