日本離床学会会長・曷川元氏の講義
12月27日(日)、離床に関する情報発信、教育活動、研究活動を行っている日本離床学会による教育セミナー『早期離床のリスク管理 ~「起こしたから悪くなった」といわれないために~』が開催される。
対象者は看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士であるが、それ以外の職種でも受講できる。受講料は一般が9,800円(税込)、会員が8,800円(税込)。医学博士で理学療法士、日本離床学会会長の曷川元(かつかわはじめ)氏が講師を務める。
なお、この教育セミナーは、インターネットライブ中継により実施され、受講者は離床アドバイザー習得コースの基礎単位2単位(実技・理論各1単位)を取得できることになっている。
安全に離床を行うポイントとデータ統合の方法
離床は早期ADL獲得、早期回復に有効であるが、離床を急いだために、状態が悪化してしまい、患者やその家族から「起こしたから悪くなった」といわれてしまうようなことがあってはならない。目の前の患者に対し、離床を進めるべきかどうか迷った経験を持つ人も多いはずである。
このセミナーでは、急変が怖くて離床をためらった経験がある人にも、安全に離床を行うポイントとデータ統合の方法をわかりやすく解説する。実際の臨床場面を交え、エビデンスに基づいて離床戦略と臨床応用を学ぶことになる。
日時: 12月27日(日) 10:00~16:10
会場: インターネット生ライブ中継
講師: 曷川元氏(日本離床研究会 学術研究部)
(日本離床学会のサイトより引用)
(画像は日本離床学会のサイトより)

早期離床のリスク管理 ~「起こしたから悪くなった」といわれないために~ - 日本離床学会
https://www.rishou.org/seminar/basic/k02-2020-4#/