現場に即した実践的ノウハウ動画を公開
全国老人福祉施設協議会(全国老施協)は1月14日、「新型コロナ感染発生時ノウハウ動画集」を公開した。
高齢者福祉施設で「感染の疑いのある人」または「感染した人」が発生した際の対応について、注意すべき点をくわしくにまとめた実践的な内容となっている。
具体的にイメージできるよう詳しく解説
高齢者福祉施設において、入居者が新型コロナウイルス感染症の陽性となった場合、現時点の取り扱いでは原則として入院することが決められている。しかし陽性と判断されるまでに、時間がかかるケースも多い。
濃厚接触者など陽性反応が明らかになるまでの期間のケアについて、これまで各種資料が提供されてきた。その一方で、これらの資料は一般論にとどまっており、具体的なイメージがつかみにくいという指摘があった。
この様な声を受けて制作されたのが、「新型コロナ感染発生時ノウハウ動画集」である。厚生労働省の指針や現場の声を踏まえながら、感染症専門医の監修による動画を制作、公開に至った。
動画では「感染の疑いの出た利用者に対する日常ケア」、「病院に搬送する際の注意点」、「ゾーニングの方法」など12のシーンごとに、実践的なノウハウを具体的に解説している。
(画像はプレスリリースより)

公益社団法人 全国老人福祉施設協議会のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000047239.html新型コロナの感染防護等ノウハウ動画集
https://www.roushikyo.or.jp/