『Motivel』を導入しているPRESENCEと共に実施
リスク計測テクノロジーズ株式会社は、2021年2月12日、声を用いた介護サービスの可視化に向けたデータ分析を開始したと発表した。
同社は、声を活用するマインドヘルス計測システム『Motivel』の提供などを手がける企業。今回のデータ分析は、運営介護施設にて『Motivel』を導入している株式会社PRESENCEと共に実施されるものであり、介護サービスが利用者に与える影響の把握が目指される。
サービスに対する本当の評価を声質から判断
リスク計測テクノロジーズ株式会社は、「モチベーション(活動意欲)」「バイタリティ(元気)」「リラクゼーション(寛ぎ)」「プレジャー(喜び)」の度合いを、5秒の声だけから読み取るマインドヘルス計測システムとして、『Motivel』を展開している。2020年3月より提供が開始され、2021年1月には『Motivel』に名称が改められた。
株式会社PRESENCEは、運営施設における介護サービスの満足度評価を客観的かつ定量的に行うにあたり、『Motivel』が有用であると判断。2020年10月より導入を開始し、利用者である高齢者との非言語コミュニケーションを実現した。サービスに対する本当の評価を声質から判断することで、利用者一人一人に合った介護サービス提供に取り組んでいる。
声を用いた介護サービスの可視化を実現
株式会社PRESENCEの運営施設において、『Motivel』は一定のデータ量を蓄積したとリスク計測テクノロジーズ株式会社は判断。介護サービス品質の一段の改善を図るべく両社は、このデータの分析を決定した。分析を通じて、声を用いた介護サービスの可視化を実現し、介護に関わるステークホルダーのエンゲージメント向上に貢献するとしている。
また両社はこのデータ分析を通じて、介護施設・利用者・ケアマネージャー・行政のコミュニケーションを向上させる「見える化」ツールの開発も、企図している。
(画像はプレスリリースより)

声を用いた介護サービスの可視化に向けたデータ分析の開始について - リスク計測テクノロジーズ株式会社
https://rimtech.co.jp/