現場で起きる場面ごとの対処法など
2月20日、認知症のケアの現場で起きる場面ごとの対処法などがまとめられている新刊『症状から接し方のポイントまでがわかる つまずかない「認知症ケア」の基本』がソシムから発売された。A5判で224ページ、価格は1,760円(税込)となっている。
著者は認知症専門ナースケアマネ(元認知症看護認定看護師・認知症ケア専門士・介護支援専門員)の市村幸美(いちむらさちみ)氏である。
なせ認知症ケアはつまずきやすいのか?
「認知症をもつ人が受ける不利益をなくす」を理念としている市村幸美氏は、現場での経験を活かし、専門職や多職種、地域に向けて認知症に関するセミナーなどを行っている「ブルーベル」の代表でもある。また著作『心が通い合う認知症ケア』も発表している。
新刊のタイトルでは「つまずかない」とされているが、著者はつまずいてもいい、つまずいて当然だとも語る。認知症ケアに答えはないとしており、つまずいたとしても次は違う角度からアプローチしてほしいと考え、新刊は執筆された。
認知症のタイプと症状を踏まえつつ、なせ認知症ケアはつまずきやすいのか、不可解な言動をどうとらえ、どう対処するのか、つまずきやすい場面での言葉かけと接し方のコツ、利用者家族との接し方などが解説されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

症状から接し方のポイントまでがわかるつまずかない「認知症ケア」の基本(市村幸美) - 書籍 本 - ソシム
https://www.socym.co.jp/book/1295