『第44回 国際福祉機器展』に出展
日本写真印刷株式会社(NISSHA・ニッシャ)は、介護施設向け見守りシステム「ケアワン」の販売を開始したことを発表した。同社は、9月27日(水)から9月29日(金)までの期間に東京ビッグサイトで開催されるアジア最大規模の福祉機器の国際展示会『第44回 国際福祉機器展』に「ケアワン」を出展する。
クラウドと無線センサーを利用した見守りシステム
「ケアワン」は、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの介護施設向けに開発した見守りシステム。同社の主力製品のタッチセンサーで培った技術を応用して、ワイヤレスセンサー製品(人感センサー、ドア開閉センサー、温湿度センサーなど)と無線通信技術を組み合わせた独自システムとなっている。
人感センサーなどは、居室内の配線が不要で、取り付けが簡単。実質的に電池交換も不要でメンテナンスの必要がない。わかりやすいウェブ画面とリモコンによる操作であるため、パソコンやIT機器に不慣れなスタッフでも簡単に操作することが可能である。クラウドを活用したシステムであり、外部連携も容易となっている。
「ケアワン」は、カメラを使わない見守りで入居者のプライバシーに配慮したシステムである。居室内などで異常が発生した場合には、介護職員のスマートフォンや携帯電話にメール送信でアラートを通知する。アラートの履歴は、自動で記録・保存されるので、記録データはケアプランの策定などへの活用が可能になっている。
(画像はプレスリリースより)

プレスリリース 日本写真印刷株式会社
http://www.nissha.com/news/2017/09/07mh_2.htmlディバイス 日本写真印刷株式会社
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