新しいセルフメディケーション制度にも対応
10月14日、年金で生活していて、確定申告をする人に向けた解説書「年金生活者・定年退職者のための確定申告 平成30年3月締切分」が発売された。監修は税理士でファイナンシャルプランナーの山本宏氏である。
この新刊はふるさと納税やマイナンバー制度、セルフメディケーション制度にも対応。A4判で144ページ、技術評論社より1,480円(税別)にて発売中である。
確定申告の基礎知識からケースごとの申告書作成まで
企業に勤めている人は企業が年末調整をしてくれる場合がある。ただし、退職して収入源が年金になると、現役時代とは違い、年末調整という仕組みがないため、自ら確定申告が必要かどうかを判断しなければならず、必要な場合はその手続きを行うことになる。
「年金生活者・定年退職者のための確定申告」は毎年刊行されているが、新刊は「平成30年3月締切分」のものとなる。新刊では、確定申告の仕組みから、保険や年金の基礎知識を解説。確定申告の流れ、どのような書類が必要なのかも読みやすい大きな文字で紹介している。
また、「年金を受給しながらアルバイトしている」「マイホームを買い換えた」など、ケース別の申告書の作成や、医療費が10万円以上の場合、生命保険料を支払っている場合などの所得控除、株式やFXなどの投資で得した場合、損した場合についても解説している。
(画像は技術評論社のサイトより)

年金生活者・定年退職者のための確定申告 平成30年3月締切分
http://gihyo.jp/book/2017/978-4-7741-9286-4