対策講座のオンライン化は業界初!
主に外国人介護技能実習生がプログラム中の技能実習1号から2号に移行するステップとしての初級試験が「技能実習評価試験」である。
2020年5月23日に、この対策講座としてオンラインコースをFacebook上で開設したのは、一般社団法人外国人介護職員支援センターで、これは業界初の試みとして注目されている。
外国人技能実習生の環境改善に一石を投じる!
初来日した多くの外国人技能実習生は、慣れない日本の生活や受け持つ介護業務に日々追われながらも、日本語の勉強はじめ10ケ月後に控える「介護技能実習評価試験」に合格しなければ次のステップに進むことができない。
彼らはこの環境で、多くのストレスや不安を感じながら就労することになるのだ。
そこで同センターは、これまで外国人介護職に向けていた「介護福祉士試験対策講座」のノウハウを生かしながらFacebook上に動画授業を提供。
授業では「初級試験の学科試験合格」に学習内容を絞り込みながら、質疑応答には気軽に応じる仕組みにすることで、ストレスや不安を取り除きながら初年度の実習生活を送るのサポートを行っているのである。
外国人介護職への教育支援を今後も強化
同センターは、介護職を目指す外国人が、規定で定められた在留中の5年間に「介護福祉士国家試験」の合格をめざせる教育支援プログラムをすでに実施しており、このオンライン講座を追加することで、外国人介護職への教育支援がますます強くなるとしている。
(画像はプレスリリースより)
(画像は写真ACより)

介護技術実習評価試験オンライン学習案内ページ
http://caregiverjapan.org/welcome/caregiver-trainee-test