既存の介護見守りシステムの性能を強化
ノーリツプレシジョンは、5月20日、革新的なロボット介護見守り機器「ネオスケア(Neos+Care)」の新モデルを、2020年11月(予定)より、販売開始することを発表した。
「ネオスケア(Neos+Care)」は、同社の写真処理機器で培われた画像処理技術を存分にいかした、介護見守りシステム。
極めて高精度な検出、ならびに、プライバシーに配慮した上での視認性の高い映像再現を得意とし、経済産業省ロボット介護機器開発導入促進事業における「見守り支援機器(介護施設型)」の「優秀機器認定」第1号製品に認定されている。
全体の見守りを可能に
新モデルは、これまでのネオスケア(Neos+Care)のセンサー性能を、広角や遠距離にも対応させた高性能な「広角タイプモデル」だ。
ベッド周辺での見守り性能や操作性は、従来のまま。センサーの行き渡る面積比が旧型モデルと比べて、2.5倍となったことで、老人ホーム居室内における、より広い範囲の見守りが可能となった。
介護の質の向上に貢献
同社は、新モデルを通じ、老人ホームの居室全体を見守ることで、高齢者の転倒事故防止や介護職員の業務負担軽減につながると期待を寄せる。
なお、新モデルの価格は、オープン価格。購入方法については、ネオスケア販売代理店に問い合わせしてもらいたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)

ノーリツプレシジョン プレスリリース
https://www.noritsu-precision.com/info/20200520/