新型コロナウイルス感染予防対策に伴い懸念される高齢者のフレイル進行
株式会社コロンブスは、高齢者のフレイル予防のために、自宅でできる運動動画の配信を開始したと発表した。
フレイルとは、「加齢により心身が老い衰えた状態」のことで、加齢に伴って心身の活力が低下し、生活機能が障害されて、心身が脆弱した状態を表す。
ただし、適切に介入・支援することで、生活機能を維持向上できる状態にあり、健康な状態とサポートが必要な介護状態の中間に位置し、フレイルを経て要介護状態へ進むと考えられている。
新型コロナウイルス感染予防対策に伴う外出自粛によって、運動量が減るなか、高齢者のフレイルの進行が懸念されるため、同動画の配信を開始することとなった。
運動動画配信の概要
同社は、高齢者のフレイルを早期発見するシステム(ASTERⅡ)を開発したIT企業で、作業療法士指導の運動メニューを動画で配信している。
これまで配信したフレイル予防動画は、「フレイルとは」、「持久力」、「下肢の筋力強化」、「バランス強化」、「下肢後面のストレッチ」、「準備運動・前編」、「準備運動・後編」などだ。これらの動画は、YouTubeや同社の公式サイトでも閲覧できる。
(画像はプレスリリースより)
コロンブス プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000055255.html