地域の人々の「生きる」を支援
株式会社ナースケアは、6月17日、浄土宗願生寺(大阪市住吉区)と業務提携した日本初の訪問看護ステーション「訪問看護ステーションさっとさんが願生寺」を立ち上げたことを発表した。
なお、同ステーションの名称に使用されている「さっとさんが」は、サンスクリット語で「聖なる集まり・良い縁」などを意味。願生寺は地域福祉に貢献することで、地域のお寺としての役割を果たしたい考えだ。
プロジェクトの概要
同ステーションでは、スタッフ全員がそれぞれのスキルを最大限発揮しながら、高齢者の自宅での生活をサポート。
スピリチュアルケアの専門家を配置し「いのちの尊厳」と「自分らしさ」を1番に考えながら、その人の人生に寄り添う。
また、大切な人を看取る家族を支え、死別後にも寄り添い続けるグリーフケアを積極的に取り入れる。
看仏連携だからできること
高齢化が進むなか、「多死社会」「無縁社会」といった言葉も耳にする昨今。
しかし、現実的には住み慣れた地域で最後まで暮らしたいと願う人は多く、地域では世代を超えて誰もが支え合いながら暮らせる社会「共生社会」の実現が求められている。
「共生」は仏教の最も大切な理念の一つ。両者はこのプロジェクトを通じて「看仏連携(看護と仏教)地域包括ケア寺院」を目指す考えだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ナースケア プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000059632.html株式会社ナースケア ホームページ
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