ネコとの会話でエイジングリテラシーを高める
仕事と介護の両立を支援する株式会社リクシスとAIチャットボットサービスを提供する株式会社電通は、超高齢社会における新しい家族コミュニケーションツールの共同開発に基本合意したことを、2020年6月19日発表した。
ネコのキャラクター性を持たせた人工知能(チャットボット)により、「情報」と「つながり」で”幸せな「長生き」を実現する”というリクシスの世界観を具現化している。
ネコを介して間接的に感じるお互いの「繋がり」
このコミュニケーションツールは、電通のAIチャットボットサービス「Kiku-Hana(キクハナ)」と、リクシスが開発中のチャットボットを仲介エージェントとして活用するコミュニケーションサービスによるもの。
親しみやすい会話型インターフェースにより、バーチャルキャラクターのネコが親に毎日の様子をうかがい、さらに会話を働きかける。子には、その会話を日次・週次で報告し近況を伝える機能がある。
「そのひとらしい老い方」を家族内で理解する
離れて暮らす高齢親世代と現役子世代間のコミュニケーション促進や、高齢家族に対する「さりげない見守り」と適時適切な「おせっかい」の提供、そして、幸せに「老いる」ために必要な、家族全体のリテラシー向上が期待できる。
このコミュニケーションサービスには、学術研究の成果・医師・介護専門職の知見を盛り込んでいる。今後も、エイジングリテラシーの普及活動のため、コンテンツの開発に共に取り組む企業・団体を開拓していく。
(画像はプレスリリースより)

株式会社リクシス プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000038460.html