7月1日から「あたまの健康チェック(R)」を開始
東京都中央区に本社がある株式会社ミレニアは、同社が提供している簡易認知機能検査「あたまの健康チェック(R)」が岡山県倉敷市の公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構・倉敷中央病院付属予防医療プラザでの運用が開始されると発表した。
この簡易認知機能検査が健診施設で開始されるのは初めてのことであり、開始は7月1日からである。
現在、倉敷中央病院付属予防医療プラザでは、脳ドック、脳MRI・MRA検査、宿泊ドックが実施されており、簡易認知機能検査はこれらの標準項目にも含まれることになる。
認知症予防の新しいアプローチに
認知症にはその前段階ともいえる軽度認知障がい(MCI)の時期があるとされる。MCIの人は認知症ではないものの、認知症に移行しやすいとされるが、この段階で気付くことができれば、リスク要因の管理、治療、生活習慣の改善などにより、正常な状態に改善することができるといわれている。
「あたまの健康チェック(R)」は、国内初の簡易認知機能チェックであり、30歳から99歳で認知機能低下の訴えのない健康な人が対象で、中年期層や健常な人、MCI群における認知機能の定量的経時評価が可能なスケールである。
いわゆる認知症検査と呼ばれるような、認知症の有無や症状を評価するための神経心理検査ではないが、国の認知症予防事業の公式認知機能検査に選択され、認知症予防の新しいアプローチとして注目されている。
(画像はプレスリリースより)

岡山県の健診施設で初:倉敷中央病院付属予防医療プラザ簡易認知機能検査「あたまの健康チェック(R)」の運用を開始
https://www.millennia-corporation.jp/