ケアマネジャーでもある玉置妙憂氏
6月26日、看護師で看護教員、ケアマネジャー、スピリチュアルケア師、高野山真言宗の僧侶でもある玉置妙憂氏の新刊『生きていて。もう死んで。そのはざまで。 ただ、そばにいるということ』が発売された。
この新刊は介護に向き合うすべての人を応援するためのもので、四六判、192ページの単行本。1,430円(税込)の価格にてKADOKAWAより発売中である。
さまざまな事例からのアドバイス
夫を自宅で看取った経験がある玉置妙憂氏。玉置氏は最後の数か月間、夜1時間おきに起きなくてはならない生活が続いたことで「いっそのこと死んでくれたら」と思ってしまったと語る。しかし同時に「ぜったいに死なないで!」という強い思いもあったという。
これらの矛盾と自己嫌悪を抱えつつ介護を続け、夫の死後、その死は自分に責任があるのではないかと思い悩むようになり、心のバランスを崩すこととなる。
新刊ではさまざまな事例からのアドバイスなどを掲載。介護や死の苦しみに加え、介護をする者をさらに苦しめるものについて、経験者だからこそ語れる真実の介護と看取りの助言が掲載されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

生きていて。もう死んで。そのはざまで。 ただ、そばにいるということ 玉置 妙憂:一般書 - KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321906000026/