認知症についての具体的な情報と対策
8月6日、認知症が疑われる時の初期対応から医療、予防、介護、社会保障などについてわかりやすく解説している新刊『60分でわかる! 認知症対策』が発売された。
著者はファンメディケーション株式会社となっており、同社は自分の健康は自分で守るセルフメディケーションに関する正しい情報を発信している。四六判で160ページ、技術評論社より1,100円(税別)の価格で発売中である。
身近な人が認知症になった時のために
認知症とは病名ではなく、症状を指す言葉である。認知症には老化によって起きるアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などと、脳梗塞や脳出血などによって起きる血管性認知症がある。誰しも加齢により記憶力は衰えるが、生活に支障が出る場合には認知症を考える必要がある。
新刊では認知症とはどういう病気なのかについての基礎知識から解説。認知症かもと思った時の初期対応、認知症診療の現在、予防と症状の軽減、社会保障、介護うつを予防する適切な対応などについて解説している。
親や配偶者など身近な人が認知症になった時のために備えておきたい人、認知症の医療や介護サービスについて知りたい人、予防や軽減法について知りたい人などにおすすめである。
(画像は
Amazon.co.jpより)

60分でわかる! 認知症対策:書籍案内 - 技術評論社
https://gihyo.jp/book/2020/978-4-297-11525-8