「長谷川和夫100の言葉」
認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長で、聖マリアンナ医科大学名誉教授の長谷川和夫氏による新刊『認知症でも心は豊かに生きている』が発売された。
同書には「認知症になった認知症専門医 長谷川和夫100の言葉」という副題がつけられており、四六判で208ページ、1,430円(税込)の価格にて、中央法規出版より発売中である。
当事者・家族・介護職へのメッセージ
1929年生まれの長谷川和夫氏は、アメリカの複数の病院にて精神医学や脳波学を専攻し、1974年には「長谷川式簡易知能評価スケール」を発表。その後、痴呆症から認知症への名称変更の立て役者となる。2017年、自身が嗜銀顆粒(しぎんかりゅう)性認知症であることを公表している。
また、『ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言』などの著作があり、今年1月、 同氏を採り上げたNHKスペシャル「認知症の第一人者が認知症になった」が放送されている。
新刊は認知症専門医で、自身も認知症当事者である著者から、認知症当事者やその家族、介護職に向けての100のメッセージが綴られている。今を生きることの大切さ、認知症でも人としてのプライドは失わないなど、「大認知症時代」の日本へのメッセージでもある。
(画像は
Amazon.co.jpより)

認知症でも心は豊かに生きている - 高齢者福祉 - 福祉 - 商品情報 - 中央法規出版
https://www.chuohoki.co.jp/products/welfare/8190/