年齢や障がいの垣根を超えた「共生」を目指す福祉
静岡県は8月11日、「ふじのくに型福祉サービス」ガイドブックをリニューアルしたと発表した。
「ふじのくに型福祉サービス」は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる“垣根のない福祉”をコンセプトに、静岡県が市町・団体・事業所などと協働で進めている福祉サービスの理念である。
2010年度から取組を始めたが、今回、年々広がっているこの取組を紹介するため、「ふじのくに型サービス」ガイドブックを改定した。
一人一冊申込者に送付
ガイドブックはA4サイズ フルカラー全57ページ。「ふじのくに型福祉サービス」を実践している事業所147か所を紹介している。
また2018年度から、高齢者も障がい者も同一の時間帯、同一の施設でサービスを受けられる「共生型サービス」がスタートしたため、共生型福祉施設の追加掲載も行った。
掲載事業所の種類は「居場所」、「ワンストップ相談」、「共生型福祉施設」の3区分。
「居場所」は誰もが自由に集まり、自由に過ごせる地域交流の場である。「ワンストップ相談」は、困ったときの総合相談窓口。
「共生型福祉施設」は年齢や障がいの垣根を越えて「共生」を実現している施設で、“基準該当サービス”、“短期入所”、“指定サービス”、“共生型サービス”がある。
ガイドブックは希望する人に、一人一冊送付される。送付先の郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いたメモに、返信用切手(250円)を同封して封書で申し込む。
申込先は、静岡県庁 健康福祉部長寿政策課「ふじのくに型福祉サービスガイドブック担当者」(静岡市葵区追手町9-6)。
(画像は静岡県のホームページより)

静岡県のプレスリリース
http://www2.pref.shizuoka.jp/