認知症・介護に関するアンケート
メディカル・ケア・サービス株式会社は、認知症教育を行ってきた小・中・高校生を対象に「認知症・介護に関するアンケート」を実施し、結果を2025年1月16日に発表した。認知症へのイメージの変化は90%以上となっている。
授業後、認知症に関するイメージが「変わった」
同調査は、2022年12月より認知症教育を受けてきた小学生~高校生1,993名の回答をまとめたものだ。
認知症に関する授業を行う前、「身近にはいないが認知症を知っている」と回答したのは82.8%、「身近に認知症の方がいる」との回答は11.7%で、「知らない」の回答も6.0%あった。
授業後「認知症について理解できた」回答は86.0%、「少し理解できた」は14.0%となった。授業によって認知症に対するイメージが「変わった」との回答は92.0%、「変わらない」は8.0%だ。
接し方が分かるようになった
授業でためになった内容は、「認知症状」と「認知症の方に対する接し方」が4割以上であった。特に患者が身近にいる子供は、何をすればよいのか、どのように声をかけていいのか分からなかったと述べている。
授業前、介護職に「興味がある/少し興味がある」との回答は24.5%であったが、授業後は49.6%であった。また認知症の方が困っているときに助けた経験がある子供は、授業前には約25%であったのに対し、授業後は約50%まで増加した。
(画像はプレスリリースより)

メディカル・ケア・サービス株式会社のプレスリリース
https://www.mcsg.co.jp/