退職した理由、「職場での人間関係(上司)」が1位
介護事業所向けに医療ソリューションを提供するドクターメイト株式会社が、1月27日から1月30日にかけて、介護施設に勤める現役の介護職員(20代から70代以上の男女)100人を対象に、これまでの退職の有無や理由、次の転職先に介護施設を選ぶかなどについて調査を実施。その結果を2月18日に発表している。
同調査において『介護施設・老人ホームなどの高齢者施設を退職した経験はありますか』と質問したところ、「はい」が全体の55%、「いいえ」が45%となった。
『主な退職した理由を教えてください(複数回答)』とすると「職場での人間関係(上司)」が最も多く29件。「職場での人間関係(同僚・部下)」が22件、「給料・待遇面」が21件などと続いた。
67%が「次の転職先として介護施設を選ぶ」と回答
『次の転職先を考える場合、介護施設を選びますか』と聞くと「はい」が全体の67%、「いいえ」が33%といった結果も得られている。
「いいえ」と回答した人にその理由を聞いたところ、「精神的なストレスが大きく、もう続けていけないと思ったから。」や、「年齢的に体力がもたない。」などが挙げられた。
『介護保険制度の創設以来、初めて介護職員が減少したことについての意見(抜粋)』を見ると、「高いお金をもらってもやりたくないと言う人が多い仕事なのに安月給すぎる。」や、「シフトを柔軟に組み立てることや、給与体制の見直しを国がもっと真剣に取り組んでほしい」など、“給料が安い”や“仕事がきつい”といった意見が寄せられたことが分かった。
(画像はプレスリリースより)

ドクターメイト株式会社 プレスリリース
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