イラスト・写真でわかりやすい場面別の介助法
介護者が体を痛めることなく力を使わずにできる介助法を解説する新刊『イラスト・写真で動きがわかる!力のいらない介護術』がナツメ社より発売された。B5判、224ページ、価格は1,650円(税込)となっている。
同書は「義足の理学療法士」として知られる福辺節子(ふくべせつこ)氏が監修を担当。イラストや写真を用いて、負担がかからない介助術がフルカラーで紹介されている。
見やすい角度にこだわった写真で解説
福辺節子氏は大学時代の事故により左下腿を切断したが、その後、理学療法士、介護支援専門員の資格を取得し、NHK「ためしてガッテン」などにも出演、大手全国紙にも採り上げられている。また、一般社団法人Natural being代表理事でもある。
移乗や入浴、排泄など、さまざまな介助が必要になる介護では、介護者が腰痛を抱えるようになってしまうなど、体を痛めてしまいがちである。さらに、介護される人にとっても、怪我のリスクになるなど、力任せの介助は好ましくない。
新刊では、その人の状態に合わせ、介護される人が自力で動作を行う方法から、介助者が全面的にサポートする方法まで3段階に分けて介助術を紹介。介護する人も、介護される人も、心身の負担が少なくなる「力のいらない介助」が解説されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)
イラスト・写真で動きがわかる!力のいらない介護術 - ナツメ社
https://www.natsume.co.jp/books/20190