介護施設の服薬介助業務をサポート
三菱電機ITソリューションズ株式会社は、8月28日、服薬介助支援ツール「めでぃさぽ」の販売をスタートした。
誤薬事故の防止に大きなメリット
「めでぃさぽ」は、介護現場で発生する誤薬事故を防ぐツールだ。AI-OCRで薬包を読み取り顔認証で本人確認を行い、突合結果が正しければ介護スタッフは薬を渡すことができる。
また、登録した結果は服薬実績として記録が残るため、服薬介助時に誰が、誰に、誰の薬を渡したかをチェックできる。
さらに、薬包に印字されている名前をAI-OCRで読み取るため、薬包へQRコードの印字が不要なだけでなく、薬局との調整やQRコードの貼り付けも不要だ。
介護現場で発生する事故の中で「誤薬」は最も多くの割合を占めると位置付けられている。実際の介護現場では、服薬介助をする際に多くのスタッフがダブルチェック、トリプルチェックを実施しているが、稀に事故は発生してしまう。
そのため「めでぃさぽ」は介護施設の利用者の安心・安全の確保と、スタッフの精神的な負担軽減を実現することができるものとして期待が寄せられている。
※めでぃさぽは三菱電機ITソリューションズ株式会社の登録商標。
※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標。
(画像はプレスリリースより)

三菱電機ITソリューションズ株式会社 プレスリリース
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