介護予防現場で活用可能
公益財団法人日本スポーツ協会(以下、JSPO)は、8年以内に健康寿命が閉じる確率を予測するための「健康寿命評価尺度」を作成するとともに「生活機能改善プログラム」を開発し、JSPOのウェブサイト内にて公開した。
日常動作をひと工夫
「健康寿命評価尺度」と「生活機能改善プログラム」の開発は3つのステップを通じて健康寿命の延伸につなげることを目標として作成されたものだ。健康寿命の評価はストップウォッチで簡単に測定でき、生活機能改善プログラムは日常生活で気軽に実践できるもので構成されている。
具体的にステップ1は、高齢者本人や指導者が手軽に「自身の健康寿命と関連する体力を測る」、ステップ2は健康寿命を評価して「健康寿命が閉じる予測確率を把握する」、ステップ3はプログラムの活用を通して「健康寿命を延伸する」。
そのほかJSPOでは尿漏れ、子宮脱、内臓下垂(下腹部ポッコリ)、痔などの予防法として「骨盤底筋エクササイズ」も併せて紹介するだけでなく、11月10日発行予定のJSPO情報誌「Sport Japan Vol. 76」にも掲載予定。自宅や運動教室などで是非とも活用してもらいたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)
公益財団法人日本スポーツ協会 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000042202.html「健康寿命評価尺度」および「生活機能改善プログラム」ページ
https://www.japan-sports.or.jp/medicine/tabid1444.html