親の介護、自身の将来の介護について
SOMPOケア株式会社は、「未来の介護に関する調査」を実施しその結果を2024年10月9日に発表した。介護に関する家族との話し合いや、その方法、テクノロジーと介護についての意識などを調べている。
自身が介護を受けていない、かつ自身の親が存命の30代~60代の男女1,000人が回答した。
介護について話し合った人は約2割
親子間で介護について話し合ったことがある人は全体の21.2%、年代別では、年齢が高くなるにつれ割合は高くなるものの、80~90代の親がいると考えられる60代でも4割を下回っている。
親をどのように介護する予定なのか聞いたところ「まだ決めていない・分からない」が64.5%、一定の見通しが立っている人の内容は「介護施設を利用」56.0%、「介護サービスを利用して自宅で介護」が33.6%。
「自身で介護する」と回答した人は1割未満で、施設やサービス利用を希望する人の理由は、介護への負担減をはじめ自宅での衛生面への不安、本人が施設を希望しているなど様々だ。
自身の介護は「施設利用」が約8割
自身が介護される側になったら「施設を利用したい」人は71.9%、介護を頼みたい相手は介護士・ヘルパーが66.1%、配偶者・パートナーが15.8%、自分の子どもはわずか6.0%だ。
テクノロジーを活用した方がよい介護内容は「排泄」61.4%、「睡眠」60.6%、「入浴」59.1%。車いすのまま入れる入浴装置や排泄システムなど、テクノロジーの活用を肯定的に捉えている人は78.2%だ。
(画像はプレスリリースより)
SOMPOケア株式会社のプレスリリース
https://www.sompocare.com/未来の介護MAGAZINE
https://mirainokaigomagazine.sompocare.com/