介護福祉ジャーナリスト・田中元氏の新刊
10月28日、介護分野の事業者や現場管理者、サービス提供責任者、介護職員などに向けた新刊『介護事故・トラブルを防ぐ72のポイント【改訂3版】』が自由国民社から発売された。2024年度介護報酬改定や運営指導マニュアル改正などに伴う最新テーマに対応した最新版である。
著者は介護福祉ジャーナリストの田中元(たなかはじめ)氏で、『認知症で使える サービス しくみ お金のことがわかる本』『ここがポイント!ここが変わった!改正介護保険 早わかり【2024~26年度版】』などの著作が多数ある。新刊はA5判、240ページ、定価は2,200円(税込)となっている。
トラブルが起きた時・クレームへの対応も
介護現場では、利用者の転倒や誤嚥など、さまざまな事故やトラブルが起きる可能性がある。感染症の拡大を警戒する必要があり、利用者への虐待防止の取り組みや、利用者やその家族からのハラスメントの対応も必要になる。
一方、物価の高騰は介護事業所の運営を厳しくしていて、依然として人手不足は続いている。そんな困難な状況でも事故やトラブルのリスクを下げる取り組みを続け、生産性向上を図る必要があるが、対応次第では、事業所の存続にかかわる事態になってしまう。
新刊では、事故やトラブルを防ぐ基本から解説。新型コロナなどの感染症の拡大を防ぐマネジメント、現場の生産性向上、身体的拘束の適正化、カスタマーハラスメント対策など、リスクを最小化して事故やトラブルを防ぐ知識や取り組み、事故が起こった時の対応、利用者側のクレームなどへの対応が解説されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

介護事故・トラブルを防ぐ72のポイント【改訂3版】 - 介護・福祉 - 法律実用・学習書 - 自由国民社
https://www.jiyu.co.jp/