50~70代600名の食生活の実態
株式会社ニッスイは、全国の50~70歳代のシニア男女600名を対象に「食生活の実態」に関する調査を実施。食生活で意識していることなどについて、とりまとめた結果を2024年10月31日に発表した。
重視するのは「栄養バランス」
食生活で重視されるのは「栄養バランス」の回答が最も多く、50代28.0%、60代38.5%、70代40.5%。次いで「味・おいしさ」は50代27.0%、60代23.5%、70代29.0%だ。
意識的に取り入れている栄養素は「食物繊維」や「たんぱく質」が約半数、それ以外には「カルシウム」が約3割であった。
たんぱく質を取る理由は「健康維持」69.9%、「筋肉・筋力の維持」58.8%、「筋肉・筋力をつける」38.4%だ。
意識して食べているのは「肉」「牛乳・乳製品」75.6%、「魚」71.7%で、プロテイン(粉末・飲料・ゼリータイプなど)を取り入れている人は20.4%にとどまっている。
フレイル予防に関する意識は?
またフレイル予防は食事と運動の両方が重要だが、食事面で行っていることは「バランスの良い食事を取る」が50代・60代で2割台、70代で約4割だ。
運動習慣では、日頃から「全くしない」50代は約4割いる一方で、60代は3割台、70代は2割台となり高齢者のほうが運動を意識していることが明らかになった。
ただしウォーキングなどが多く筋トレを取り入れている人は1割程度だ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ニッスイのプレスリリース
https://www.nissui.co.jp/news/index.html