自動でピントが合う老眼鏡
株式会社エルシオは「自動でピントが合う老眼鏡(オートフォーカスグラス)」を開発し、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が企画した2024年度「SBIR推進プログラム(一気通貫型)」に採択されたと11月18日に発表した。
SBIR推進プログラムとは
同社は大阪大学発のスタートアップ企業で、仮想とリアルを融合したXR(クロスリアリティ)などレンズの研究行っている。
今回、内閣府が司令塔となり実施している「SBIR推進プログラム」に採択された。これは、社会に貢献するスタートアップの技術を助成する事業だ。
メガネ1本で快適な暮らしを目指す
オートフォーカスグラスは、見る距離に合わせて度数が自動で変化するメガネだ。他社のオートフォーカスグラスと比較しても「薄型・視野が広い・度数を幅広く変えられる」点を大きな特徴として開発を進めている。
自動的に視力が調整されるため、眼病患者をはじめ介護が必要な老眼者が様々なシーンで起こるメガネの掛け替えをする必要がなくなり、クリアな視界を維持することができる。乱視にも対応できるよう開発を進めているところだ。
メガネを使い分ける負担が軽減され、高齢者のQOLにつながる事業としている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社エルシオのプレスリリース
https://elcyo.com/