浜松市の資源循環実証事業に賛同
ユニ・チャーム株式会社は、12月13日、株式会社杏林堂薬局・栗田工業株式会社・株式会社リサイクルクリーン・社会福祉法人天竜厚生会とともに、静岡県浜松市が推進する使用済み紙パンツ(紙おむつ)のリサイクル実証事業へ2025年1月末まで参画することを発表した。
紙パンツの再利用で地域に貢献
2015年より同社は、使用済み紙パンツの水平リサイクルに取り組んできた。独自の技術を駆使することによって非常に衛生的で安全な「再生パルプ」を生成することに成功している。
2022年5月には、再生パルプを原材料に使用した介護用紙パンツを生産し病院や介護施設の一部にて販売を開始した。使用済み紙パンツから抽出した「再生プラスチック」を原材料に配合した「紙パンツ専用回収ボックス」を鹿児島県志布志市内のごみ回収所・470か所に設置するなど同社の強みをいかしてきた。
今回の実証実験にて同社は「紙パンツ専用回収ボックス」を提供し、杏林堂二俣店・於呂店に設置する。また、リサイクルパルプを使用した商品を開発・提供するなど、これまで培ってきた知見を活用するべく浜松市の取り組みに貢献する考えだ。
なお、実証実験終了後、浜松市がホームページにて結果を報告する予定としている。
(画像はプレスリリースより)

ユニ・チャーム株式会社 プレスリリース
https://www.unicharm.co.jp/