お出かけ事情と健康に関する調査
株式会社ニッスイは、40~70歳代の男女1,000名を対象に「お出かけ事情と健康に関する調査」を実施し、結果を2024年12月10日に発表した。コロナ禍前後の外出頻度や運動、ストレスの変化などを明らかにしている。
外出頻度と運動習慣
現在の外出頻度は、「ほぼ毎日」20.5%、「週に4・5日」17.6%、「週に2・3日」25.6%、「週に1日」17.0%で、コロナ禍以前の頻度とほぼ変わらない。
外出先は「ショッピングセンター」がどの年代も最も多く、次で40~60代は「飲食店」、70代は「散歩・ウォーキング・ジョギング」であった。年代が高くなるにつれ、散歩やウォーキングなど健康を意識した行動が上位となっている。
運動については「毎日」26.9%、2~3日に1回19.9%、「週に1回」5.3%と、約半数が習慣づけている。運動をしている人は、していない人に比べ体調も良好な傾向にあることが分かった。
「速筋」を意識した運動を
筋力については、コロナ禍で筋肉・筋力が減ってしまったと回答した人は約3割、体重・ストレスが増えてしまった人は約2割、コロナ禍以降もそのまま続いていると回答した人は約7割だ。
運動をしている人で、筋肉は瞬発的な速筋、持久的な遅筋があることを知っている人は約4割であったが、それらを意識して運動する人は2割に満たない。特に速筋は年齢とともに衰えやすく、転倒などにつながるため意識して鍛えたい筋肉だ。
速筋を増やすためには、運動とともにたんぱく質の摂取が推奨されると報告している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ニッスイのプレスリリース
https://www.nissui.co.jp/news/index.html