革新的なリハビリ機器を同時に使用
株式会社モリトー(以下、モリトー)は、12月9日、歩くことを諦めていた脳卒中後まひの男性(以下、Aさん)が最先端のリハビリ機器「curara」「POPO」との連携により、再び自らの足で歩き出せたというエピソードを紹介した。
確実に歩行能力を回復
「curara」はAssistMotion株式会社が製造販売している、軽量で装着が容易なリハビリ用歩行トレーニングロボットだ。一方「POPO」はモリトーによるリハビリ機器「免荷式歩行リフト」で、転倒することなく安心して歩行訓練に取り組める機器である。
Aさんは左足および左手に力が入らず、歩行はおろか立位姿勢を自力で取ることも難しい状態だった。当初は「curara」を利用するのみのトレーニングを行っていたが、歩行とまでには至らなかった。しかし販売店である濱友株式会社が「POPO」を組み合わせた独自のトレーニングを提案。
まず「POPO」にハーネスをAさんに装着し、Aさんの体重から20キログラム程度の免荷をして足にかかる負担を軽くした。さらに「curara」を装着してトレーニングモードでAさんの足に歩行指示を出したところ、自らの足で1歩踏み出すことに成功した。
リハビリテーション機器の進化と専門的なリハビリは患者にとって新たな未来を切り開くことにつながる。モリトーでは今後も積極的に自立支援における製品の開発や普及を推進していく考えだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社モリトー プレスリリース(@Press)
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http://www.moritoh.co.jp