「長生き地獄」にならないための知識
3月28日、老後のマネープランに必要な知識を解説する新刊『長生き地獄にならないための 老後のお金大全』がKADOKAWAから発売された。
著者は経済アナリストの森永卓郎(もりながたくろう)氏。A5判の単行本で248ページ、定価は1,650円(税込)となっている。
1月に同氏は角川新書『長生き地獄 資産尽き、狂ったマネープランへの処方箋』を発表しているが、新刊はその反響の大きさからあらためて、老後を楽しく生き抜くための方法を図解したものである。
老後のお金の基本的な知識から解説
森永卓郎氏は獨協大学経済学部経済学科教授で、マクロ経済や計量経済、労働経済、経済政策を専門とし、テレビ番組「スーパーモーニング」「情報ライブ ミヤネ屋」などの出演でもおなじみである。
政府は高齢者にも働いて収入を確保することを推奨しているが、日本の男性の場合、健康寿命は72~73歳程度とされ、いつまでも働けるわけではない。しかも、今後の年金額の減少が懸念され、森永氏は、30年後には夫婦2人の年金が月額13万円になると試算する。
同氏は年金13万円時代でも、働かずに、ある程度好みに合わせた3つのライフスタイルを提案。それが「大都市で暮らす」「田舎に移住する」「トカイナカで暮らす」という選択肢である。新刊では、長生きしたことを後悔しないために、具体的にどう行動すればいいのか、その対策が解説されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

「長生き地獄にならないための 老後のお金大全」 森永 卓郎【ビジネス書】 - KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/322111000478/