ウイズコロナでの外出への意識とは
一般財団法人日本老人福祉財団は、9月22日、同財団が全国7施設で運営する介護付き有料老人ホーム〈ゆうゆうの里〉の入居者のうち自立者を対象に『高齢者の外出について』の行動実態を調査した結果を発表した。
高齢者の新しい交流の在り方が判明
同財団の調査によると、ウイズコロナの社会(令和4年)において「週に1回以上」外出している高齢者は85.5%にのぼり、前年よりも外出頻度が増加している様子がうかがえた。
また、外出の目的のうち「友人の家を訪ねているか」を尋ねたところ「いいえ」と回答した人が76.5%となっており、友人関係での外出は自粛が続いていることがわかった。
一方、「同居していない家族・親戚の家を訪ねているか」については「いいえ」の回答が72.3%にのぼったが、前年より3.6ポイント減少。外出自粛の影響は大きいものの「家族・親戚の家」への訪問の自粛は少しずつ抑制されつつある傾向が見受けられる。
友人や家族との交流手段における前回調査との比較では「LINEなどのSNSで」が4.1ポイント、「メールで」についても1.8ポイント増加しており、高齢者のなかでもデジタルツールが新たな交流手段として少しずつ存在感を増していることが今回の調査で明らかになった。
(画像はプレスリリースより)

一般財団法人日本老人福祉財団 プレスリリース(@Press)
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