在宅特集はヘルパーの初回訪問のポイント
介護専門職向けの月刊誌『おはよう21』11月号が発売された。『おはよう21』は毎月27日に発売。出版社は中央法規出版で、AB判並製、96ページ、価格は996円(税込)となっている。
今号では、『「よかれと思って…」が逆効果 現場でよく見る認知症の人への“不適切なケア”』を特集。『スムーズなサービス提供につなげる ヘルパーの初回訪問』が在宅特集であり、マネジメント特集『離職を防止する採用戦略と人事制度(1) 職員が辞めない風土づくり』などを掲載する。
不適切なケアと望ましい対応のあり方
介護の現場では、さまざまなケアや介助を行っている。ただ、よかれと思って実践しているケアの中には、認知症当事者にとって、マイナスになることもある。たとえば、認知症の人のために迅速な介助を心がけるあまり、見当識が低下している当事者に恐怖心を与えることになるかもしれない。
最新号の特集では、ありがちな不適切な認知症ケアを、さまざまな場面ごとに考察する。また、キャリアの長さにかかわらず、ヘルパーとしての初回訪問は緊張するもの。在宅特集では、サービスを円滑に提供するために初回訪問で必要なこと、押さえておきたいポイントを解説する。
人手不足の事業所が多い介護現場。離職を防ぐ努力が必要となる。そのためには賃金だけではない職場の「よい風土」が不可欠である。マネジメント特集では、離職防止で考えておくべき、採用の戦略と人事制度を取り上げ、第1回の今回はその前提となる「よい風土」をつくる視点を考えている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

おはよう21 (2022年11月号) - 中央法規オンラインショップe-books
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