認知症心理学が専門の佐藤眞一博士監修
10月11日、認知症の人の行動に対する疑問や対応策を解説している新刊『○×マンガで対応策がすぐわかる 身近な人が認知症になったら』が西東社から発売された。
認知症心理学専門家で、大阪大学名誉教授の佐藤眞一博士が監修を担当し、『ねことじいちゃん』『まめねこ』シリーズなどで知られるねこまきさんがマンガを担当。四六変型判、224ページ、価格は1430円(税込)である。
なお、同書には認知症を患っていることを公表しているマンガ家の蛭子能収(えびすよしかず)さんと、妻の悠加さんが推薦コメントを寄せている。
実践しやすく具体的な対処法を紹介
認知症になると周囲の人たちは、その行動に戸惑うことになる。認知症の進行はゆるやかなものが多く、まずはその行動の変化に気付くことが重要である。早めの受診により、認知症の前段階になっていても、本格的な認知症に移行しない場合もある。
新刊では、認知症と診断されたおじいちゃんとその家族を描いたマンガが掲載され、そこから認知症の人の行動における「なぜ?」について丁寧に紹介する。
認知症当事者を理解し、支えつつ、介護に追われるまわりの人たちの負担も減らせる対応策がわかりやすくマンガで解説されている。
(画像はプレスリリースより)

マンガでわかる 心地いい認知症の介護~ココロと対応策がわかる~ - 医学・健康・看護書 - 西東社
https://www.seitosha.co.jp/book/isbn-9784791631742.html