東京都北区・北とぴあのさくらホールで開催
11月25日(金)、東京都北区王子にある北とぴあのさくらホールにおいて、老年学・老年医学公開講座「認知機能の最先端基礎研究-病理・嗅覚・糖鎖からわかること-」が開催される。
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターによる公開講座であり、手話通訳を予定。参加費は無料で申し込み不要、定員は先着1,300名である。なお、参加者には新型コロナ感染症対策のため、入場前の検温、手指消毒、不織布マスクの着用が求められ、感染拡大の状況次第で講演が中止となる場合がある。
この日登壇するのは、同センター研究所の老年病理学研究チーム研究部長である齊藤祐子氏と、老化脳神経科学研究チーム専門副部長の内田さえ氏、老化機構研究チーム研究副部長の三浦ゆり氏である。
「香りで脳を活性化-嗅覚からわかること-」ほか
認知症の原因となる病気はさまざまであるが、最終診断は病理診断となる。当日は齊藤祐子氏が「認知症の原因はさまざま-病理からわかること-」と題し、病理診断を行っている立場から、認知症とどのように向き合うべきかが講演される。
また、嗅覚は脳の働きを促すことが知られ、嗅覚の異常は認知症の最初期に現れる。内田さえ氏からは「香りで脳を活性化-嗅覚からわかること-」をテーマに、最近の研究から嗅覚と脳機能をつなぐ仕組みについて語られる。
さらに三浦ゆり氏は「健康長寿の鍵-糖鎖からわかること-」と題し、105歳以上の人の糖鎖について考える。なお、公開講座当日より、講演内容に関する冊子が1冊300円にて販売される予定となっている。
日時: 11月25日(金) 13:15~16:15(12:45開場)
場所: 北とぴあ さくらホール
東京都北区王子1-11-1
JR京浜東北線 王子駅 北口徒歩2分
東京メトロ南北線 王子駅 5番出口直結
都電荒川線 王子駅前 徒歩5分
(東京都健康長寿医療センター研究所のサイトより引用)
(画像は東京都健康長寿医療センター研究所のサイトより)

老年学・老年医学公開講座開催予定 - 講演会 - 地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所
https://www.tmghig.jp/research/lecture/gerontology/