そのまま使える場面別文例も
3月8日、介護記録を書くコツなどを解説している新刊『介護職スキルアップブック 手早く書けてしっかり伝わる! 介護記録の書き方&場面別文例集』が秀和システムから発売された。
著者は生活と福祉マインド研究室主宰で、社会福祉士、介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター、アンガーマネジメント・ファシリテーター、健康科学大学健康科学部福祉心理学科(人間コミュニケーション学科)准教授の梅沢佳裕氏である。A5判の単行本で248ページ、定価は1540円(税込)となっている。
スピーディーに書くためのコツや観察ポイント
利用者の介助などの業務に追われる日々の中で、介護記録を書き続ける作業は無駄なようにも思える。そもそも、なぜ介護記録を書くのだろうか。介護の専門職は自分が行った介護を可視化し、必要な時に他者に示す必要がある。介護記録はそのための準備なのだ。
記憶に頼ることも多いが、必ずしもその時に必要なことを正確に覚えているとは限らない。また、時間の経過で記憶が変化してしまうこともあり得る。忘れないうちに文字にして書き残す介護記録が重要となる。
新刊では、限られた時間の中で手早く書けてしっかり伝わる介護記録を書くコツを解説する。食事や入浴など介護の75場面でよくある253文例を収録。介護記録において、使いがちなNG表現やNGワードの知識も身につくようになっている。
(画像は
Amazon.co.jpより)
介護職スキルアップブック 手早く書けてしっかり伝わる! 介護記録の書き方&場面別文例集 - 秀和システム あなたの学びをサポート!
https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798068756.html