介護未満の高齢者・家族にも
4月15日、介護の現場で働く人や、働き始めた人、介護に関わっている新人の理学療法士と作業療法士、要介護者とその家族などに向けた新刊『【ポケット介護】改訂新版 見てわかるリハビリ ~活動と参加で「自立支援」につなげるコツ』が技術評論社から発売された。
同書は2017年に発売された『【ポケット介護】見てわかるリハビリ 「活動」と「参加」につなげるコツ』を改訂したものである。著者は理学療法士で、おしゃべりテーションの会代表、「アマチュア落語家・日向亭葵」としての顔も持つ繁岡秀俊氏となっている。
目標や生きがいを感じながらのリハビリ
生活期においては、自立支援に基づいたリハビリが求められる。しかし、ただ漫然と機能訓練を繰り返すリハビリではなく、生きる楽しみや人生の充実感につながるリハビリが必要なのではないだろうか。笑顔や会話が増えるような、そんなリハビリを心がけたい。
新刊では、豊富な図解とともにやさしく「本人の自立を支援するリハビリ」を紹介。リハビリの基本動作などに加え、同氏が考案した「○○のつもりで」運動する「エアリハ」も掲載する。
要支援・要介護の人から現役世代までをカバーするハンドブックであり、改訂にあたり、人生100年時代に向けた「予防リハビリ」の章が新設されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

【ポケット介護】改訂新版 見てわかるリハビリ ~活動と参加で「自立支援」につなげるコツ:書籍案内 - 技術評論社
https://gihyo.jp/book/2023/978-4-297-13423-5