有料老人ホームにBuddycom導入
サイエンスアーツは6月7日、同社の「Buddycom(バディコム)」が、チャーム・ケア・コーポレーションが運営する有料老人ホーム83拠点へ導入されると発表した。
Buddycomは、現場で働く人々をつなげるライブコミュニケーションプラットフォームである。
スマートフォンやタブレットからにアプリをインストールするだけで、インターネットで複数人と同時にコミュニケーションが行える。コミュニケーション手段は多様で、音声通話はもちろんのこと、チャット、動画、位置情報に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能だ。
離れた場所でも迅速な通話が可能
これまで多くの介護現場では、内線機能やPHSを使って、離れた場所からのコミュニケーションを行っていた。
しかし緊急対応が必要な状況で、連絡がつかずに対応が遅れるなどの事例が発生しやすいというデメリットがあった。
このような事例を解消するため、チャーム・ケア・コーポレーションでは、Buddycomの導入を決定したという。
ボタン1つで複数のスタッフと通話できるため、「何かあったときにすぐに相談ができる。スタッフを探さなくてもよい。入居者を待たせなくてよい」という、即時対応が可能なコミュニケーション手段である点が、導入の決め手となった。
試験導入では、受付対応や入浴介助、来訪対応、定例会などで情報伝達の即時性が向上し、スタッフの労働環境の改善や入居者の満足度向上につながった。また、病院受診時や救急車同車中でも、容態などの状況をリアルタイムで伝達しながらの遠隔動向対応が実現できたという。
(画像はプレスリリースより)

株式会社サイエンスアーツのプレスリリース
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