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2025年10月14日(火)
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先回りケアを実践!『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界3』

先回りケアを実践!『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界3』

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認知症ケアの実用書シリーズ第3弾
7月21日、アルツハイマー型認知症における進行度ごとのケアの要点や、指針、具体的な対応をわかりやすく解説する新刊『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界3』が文響社から発売された。A5判、192ページ、定価は1,738円(税込)である。

著者は理学療法士で、株式会社Re学(りがく)代表取締役、熊本県認知症予防プログラム開発者でもある川畑智氏であり、名城大学特任教授で、認知症サポート医、いのくちファミリークリニック院長の遠藤英俊医学博士が監修を務める。また、漫画家の浅田アーサー氏が作画を担当している。

なお、『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界』シリーズは2021年と2022年にも発売されており、新刊はシリーズ第3弾となる。

川畑智
症状の進行抑止にもなる認知症マンガ
認知症に対する理解を深めてもらうべく、講演活動や相談に応じている川畑智氏。年単位でゆっくりと進行するアルツハイマー型認知症は、認知症全体の約7割を占め、初期の頃にはなかなか認知症であることに気付くことができない。

認知症のケアは、徘徊や暴言など、認知症の人の困った行動になどに対する後手のものが多く、それが介護者のストレスの原因にもなる。ただ、アルツハイマー型の場合、脳の部位ごとに萎縮する順番というものがあり、どのような症状が現れるか、ある程度予測が立てられるという。

症状を予測しておけば、認知症の人の理解しにくい行動にも対応しやすくなる。新刊では、「病状の進行を予測し事前に対策を講じる介護の極意『先回りケア』」を紹介。症状の進行抑止にもなる声かけ、接し方、表情など、実践的な内容が掲載されている。

(画像はAmazon.co.jpより)


外部リンク

【文響社 公式】マンガでわかる!認知症の人が見ている世界3 / 川畑智【著】浅田アーサー【マンガ】遠藤英俊【監修】
https://bunkyosha.com/books/9784866516264


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