食事・入浴などの場面ごとの対策がわかる
8月11日、介護職などが知っておきたい感染症の予防と対応方法を解説している単行本『介護職スキルアップブック 手早く学べてしっかり身につく! 介護の感染対策』が秀和システムから発売された。
千葉県松戸市で訪問診療、訪問看護に関する臨床実践、連携、教育、研究、地域活動を行っているあおぞら診療所の院長で松戸市医師会長の川越正平氏が監修を担当。A5判、208ページ、定価は1870円(税込)となっている。
手の届くところに置いておきたい1冊
感染症とは、細菌や真菌といった微生物、ウイルスなどが体内に入り、増殖することで生じる病気のことである。介護現場においては、さまざまな病気を抱えている利用者が多く、それらの利用者が感染し、施設内に拡がってしまうことは避けたい。また、スタッフの感染も回避したいものである。
ただ、それが差別の原因になったり、サービスが利用できなくなったりするなどの事態も避けたい。そのためには、介護職が細菌やウイルスを理解して「正しく」恐れ、必要な介護を冷静に提供できるようにしておくべきなのだ。
新刊では「感染症の基礎知識」「感染予防の基礎知識」「生活場面別の感染予防」「介護現場に多く見られる感染症とその対応」を解説。巻末には感染対策チェックリストのほか、行政などへの報告様式例、新型コロナウイルス感染症についてなども掲載されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

介護職スキルアップブック 手早く学べてしっかり身につく! 介護の感染対策 - 秀和システム あなたの学びをサポート!
https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798069944.html