スケッターは地域住民で支える取り組み
介護・福祉領域に特化した有償ボランティアのマッチングプラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは、3月22日、東京都品川区におけるスケッターの取り組みに関する分析結果を発表した。
スケッターは「すきま時間のお手伝い」プラットフォームだ。未経験者や資格のない人でも福祉に関われるのが最大の特徴となっている。
介護人材の裾野拡大に貢献
スケッターは品川区と2024年9月から連携を開始した。それから約半年間、介護施設への応募は500件にのぼり職員採用にもつながっている。
また、品川区のスケッター登録者の80%が介護施設での就業経験がない業界外の「未経験者層」であることがわかった。
主なトライアルの参加理由として「現場の業務負担軽減」「利用者のQOL向上(サービス力の向上)」等があげられ、参加してよかったことについては「広報力向上につながる口コミ(体験レポート)が発信されたこと」「介護職への興味を喚起につながった(採用につながった)」といったコメントが寄せられた。
また、90%の事業所が「様々な地域の人を手軽に呼ぶことができるツールと感じた」「スケッターによって助かった(助けられた)と感じた」と回答し、全ての事業所が「これからも地域の人との接点づくりをしたい」と回答していることもわかった。
なお、スケッターと各自治体との連携は加速している。今後も「令和の互助インフラ」の構築に努めていく考えだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社プラスロボ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000046505.html「スケッター」ホームページ
https://www.sketter.jp/