紙のノートが安心の情報整理ツールに
主婦の友社は7月11日、終活アドバイザー・山田静江氏監修による『一番使える わたしのエンディングノート 今日から役立つ、書き忘れがない』を発売した。
エンディングノートとは、人生の後半や死後に備えて、重要な情報を記録しておくためのツールである。
急速なデジタル化が進む一方で、スマートフォンやパソコンに依存した情報管理は、入院時や死後の手続きを複雑にし、家族の負担となるケースが増えているという。
山田氏は「スマホが開けないだけで、かかりつけ医や金融情報すらわからない時代に、紙のノートがもっとも確実」と話す。
終活の現場から生まれた実用的な内容
新たに発売されたエンディングノートは、山田氏が20年以上にわたり終活を支援してきた経験をもとに開発された。
スマホやPCのパスワード、サブスク契約、かかりつけ医やケアマネジャーの連絡先など、緊急時に必要な情報欄が充実している点が特徴だ。
さらに、相続や終末期医療の希望、現金の所在や金庫の暗証番号といった、見落とされがちな項目まで網羅。万が一の際にも家族が必要な情報にすぐアクセスできるよう工夫されている。
親と子が一緒に書ける「はじめの一冊」
主な購買層としては50代女性を想定しているが、情報がデジタル化した現代においては、40代以降の世代にも積極的に活用してほしいとしている。
入院や介護、認知症、終活といった、親の介護や自身の備えに対応できる内容で、ユーモラスな動物のイラストをあしらったデザインも特徴。エンディングノートに抵抗のある高齢者でも手に取りやすくなっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社主婦の友社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002657.000002372.html一番使える わたしのエンディングノート 今日から役立つ、書き忘れがない - 株式会社 主婦の友社 主婦の友社の本
https://books.shufunotomo.co.jp/book/b10136502.html