意外と知られていない“フレイル”
ウェルネスダイニング株式会社(ウェルネスダイニングからだ想い研究所)は、7月22日、全国の65歳以上の男女300名を対象に「高齢者のフレイルに関する意識調査」を2025年4月に実施した結果を発表した。
フレイル予防に必要なのは「気づき」と「取り組み」
調査によると「フレイルという言葉を内容まで知っていて意識して予防している」と回答した人は15.3%にとどまり、フレイルという言葉自体の認知度はまだ十分とはいえないことが分かった。
フレイル予防のために意識して行っていることについては「特にない」と回答した人が全体の42.7%と最も多かった。「運動している」人はわずか23.0%にとどまり、約半数がフレイル予防のための運動をしていない実態が明らかとなった。
1年前と比べた食事の量については27.7%が「食事量が減った」と回答し、最近「外出や人と会う機会が減っている」と感じる人は59.3%にのぼった。
今回の調査結果から、フレイルの進行の背景には知識と行動の分断があると考えられる。高齢化が進む中、単に情報提供をするだけでは不十分だ。今後、フレイル予防推進に求められるのは“生活の中で自然に実行できる”対策を行政や医療、企業、地域が一体となって支援することである。
(出典元:ウェルネスダイニング株式会社(ウェルネスダイニングからだ想い研究所))
(画像はプレスリリースより)

ウェルネスダイニング株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000054072.htmlウェルネスダイニング株式会社 ホームページ
https://www.wellness-dining.com/corporate/