介護現場にITの知識が必須であることなどを学ぶ
NSGグループの国際こども・福祉カレッジ介護福祉学科は7月15日、「IT介護士」の初級講座を開催したと発表した。
今回の講座は、7月8日から7月9日にかけて行われ、介護業界でIT導入を推進するインフィック株式会社から講師を招請。学生は講座において介護現場でITを活用する意義や効果、知識の必要性などを学んだ。実際にIT機器を体験する機会にもなったという。
IT機器を導入しただけではその効果を実感しにくく、活用していくことが重要であること、そしてそのためにはITの知識を持った人材が必要であることなどが意見交換された。
IT技術の活用には、導入だけでなく現場での実践が不可欠であると強調された。学生たちはグループワークを通じて、ITの活用が安全かつ効率的な介護に不可欠であり、そのためにはITリテラシーを持った介護福祉士の育成が必要であることを認識した。
インカム使用の情報共有の重要性なども知る機会に
「IT介護士」の初級講座では学生が「見守りセンサーでの活動状況・睡眠状況・心拍数の把握」や、「ワイヤレス超音波画像による排泄予測」、「VRによるバーチャル旅行」などを体験。また、インカムを使用した情報共有の模擬演習では、リアルタイムの情報共有の効率性・重要性を学んだ。
受講後の学生からは「ITに苦手意識があったが必要性を感じた」や、「思った以上に技術が進んでいた」などといった旨の感想が寄せられた。なお、受講した学生は修了と同時に「IT介護士初級」の認定を取得した。
(画像はプレスリリースより)

NSGグループ プレスリリース
https://www.nsg.gr.jp/blog/wm-it_kaigoshi-202507/NSGグループのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001747.000032951.html