介護現場や災害備蓄品としての活用にも期待
株式会社ホワイトハウスが、電源の無い場所でも使用可能な「折り畳み式おしり洗浄機能付トイレ(仮称)」を開発したと、7月17日に発表している。
「折り畳み式おしり洗浄機能付トイレ(仮称)」はコンパクトに折りたためる便座付き簡易トイレで、パイプ椅子のようにコンパクトに収納できる点が特徴の一つ。洗浄機能はAC100Vの通常電源以外にモバイルバッテリーでも作動する。
また、ペットボトルに入れたお湯を利用すれば温水洗浄も可能となるため、電源が確保しづらい屋外などでも快適な環境をサポート。アウトドアはもちろん、介護現場や災害備蓄品としても活用が期待される。
防災・医療関連製品を開発してきた知見から開発
内閣府 防災情報のページ「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン(令和6年12月改定)」によると、災害時や避難所でのトイレ環境の悪さが健康被害につながるということが示されている。こういったことから、アウトドアや災害時などでも、衛生的かつ快適なトイレ環境を整えることは非常に重要だ。
同社は消防庁向けの救助車両や、防災・医療関連製品を開発してきた実績があり、「折り畳み式おしり洗浄機能付トイレ(仮称)」もその知見から生まれた。重量は9.3kgでスチール製、特許取得済みとなっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ホワイトハウス プレスリリース
https://www.whitehouse.co.jp/pressrelease/20250717/株式会社ホワイトハウスのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000115884.html