外国人介護職員の学習をサポート
一般社団法人外国人介護職員支援センターが今年2月にスタートした「介護福祉士国家試験対策オンラインコース」の特定技能介護外国人の在籍者数は、9月5日時点で169名に達した。
介護現場の人材定着は喫緊の課題
介護業界の人材不足が叫ばれる中、真摯に学習を継続し国家試験合格を目指す特定技能介護外国人材の定着は欠かせない。
一方で、学習支援は介護事業者にとって大きな負担であり、登録支援機関の義務的支援は「日本語学習の機会提供」にとどまっている。実際「介護福祉士国家試験対策オンラインコース」の169名のうち、介護事業所または登録支援機関の支援を受けて受講している人はわずか10名、全体の6%だ。
同センターでは自主的に学習する外国人に対して、無料のZoom授業と動画学習を組み合わせた学習環境を提供している。また、介護事業者・登録支援機関と連携し、月額1,000円程度で国家試験合格を目指せる教育支援制度や費用負担ゼロの支援方法など幅広いサポートを展開している。
さらに、介護事業者や登録支援機関向けに学習サポートに関する無料相談会も随時開催している。介護外国人材定着のためぜひ参加してもらいたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人外国人介護職員支援センター プレスリリース(ドリームニュース)
https://www.dreamnews.jp/press/0000329035/一般社団法人外国人介護職員支援センター ホームページ
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