調査対象
11月22日、日本生活協同組合連合は全国8生協(パルシステム東京、ちばコープ、コープかながわ、福井県民、コープあいち、コープこうべ、生協ひろしま、エフコープ)の予防訪問介護サービス提供責任者を対象にした「予防訪問介護サービスの実態に関する調査」を取りまとめました。
調査データは2011年9月1日~9月30日の調査期間で直近の1か月提供データで回収数は2,036件でした。
予防訪問介護サービスとは
「予防訪問介護サービス」は、介護保険制度の中で実施されているサービスです。訪問介護サービスと違い「身体介護」及び「生活援助」の区分はなく、月単位の定額報酬としています。
できる限り自ら家事など(掃除、買い物、料理など)を行うことを基本にして、利用者の生活のリズムを見極めながら本人の意欲を引き出して生活の向上を図っていくサービスです。
調査結果から
調理・掃除・洗濯・買い物・環境整備・身体介護に相当する行為などの具体的なサービス実態について、ヘルパー単独か共に実施か、あるいは並行しての作業であるかなどの区別をつけ、複数回答可で選択してもらいました。
結果として、利用者ができることはできる限り自分で行うことで本人の意欲を引き出していき生活の向上を図っていくという「予防訪問介護」の目的に沿った内容を行っていることが明らかになりました。

日本生活協同組合
http://jccu.coop/info/pressrelease/2011/11/-90.htmlhttp://jccu.coop/info/press_111124_01_01.pdf